サイトヘルスに警告があっても、すべてを一度に修正する必要はありません。どんな問題が表示されているかを確認し、優先順位を決めましょう。
01.「ツール → サイトヘルス」を開く
WordPress管理画面から「ツール → サイトヘルス」を開き、「ステータス」で致命的な問題とおすすめの改善を分けて確認します。表示される項目はWordPressのバージョンやサーバー環境、プラグインによって変わります。
注意や警告をスクリーンショットかメモで保存し、修正を加える前と後で比較できるようにします。警告があるだけで、サイトが今すぐ停止するとは限りません。
02.「情報」で現在の環境を把握する
「情報」タブにはWordPress本体の情報、テーマ、プラグイン、サーバーやデータベースなどの項目があります。PHPバージョン・実行環境・使用中のテーマを控えると、制作担当やサーバー会社へ相談しやすくなります。
サイトの詳細情報には、公開すべきでない構成情報が含まれる場合があります。共有先を限定し、アクセス情報や秘密鍵などを一緒に送らないようにしてください。
03.更新系の警告を優先する
サポート期限が切れたPHP、長期間更新されていないWordPress本体やプラグインの警告は、セキュリティ上のリスクを検討します。ただし互換性の確認なしに本番で一斉更新するのは避けましょう。
更新前にはファイルとデータベースのバックアップを取得し、復元方法を確認します。特に旧テーマや独自プラグインを使っている場合は、検証環境での動作確認を推奨します。
04.速度やキャッシュの警告は仕組みを確認する
キャッシュ関連の警告があっても、有料プラグインを導入する前にサーバー側のキャッシュ設定を確認します。ホスティング環境によっては標準機能だけで対応できる場合があります。
設定を変える場合は、変更前後の表示速度と更新反映の動きを比較します。キャッシュの重複設定は管理画面・ログイン利用者の表示に影響することがあるため注意してください。
05.すぐ直せない項目は対応計画を作る
自分で変更できないサーバー設定やPHPの警告は、サーバー事業者へ項目名と現在の構成を伝えて相談します。何を直すか・誰が担当するか・いつ検証するかを記録しましょう。
Site Healthの評価は重要な手がかりですが、サイトの安全性を完全に保証するものではありません。バックアップ、権限管理、定期更新と合わせて考えます。